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(細部調整の特徴)
 
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<span style="color: #000000; background: none; overflow: hidden; page-break-after: avoid; font-size: 2.0em; font-family: Georgia,Times,serif; margin-top: 1em; margin-bottom: 0.25em; line-height: 1.3; padding: 0; border-bottom: 1px solid #AAAAAA;">特徴 </span>
 
<span style="color: #000000; background: none; overflow: hidden; page-break-after: avoid; font-size: 2.0em; font-family: Georgia,Times,serif; margin-top: 1em; margin-bottom: 0.25em; line-height: 1.3; padding: 0; border-bottom: 1px solid #AAAAAA;">特徴 </span>
  
== 全般の特徴 ==
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* オープンソース クロスプラットフォーム
* Raw現像に必要な標準的機能だけでなく、他にも多くの機能が備わっています。
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* 操作の起点はカメラと同じように簡単です。RawTherapeeを使えば、カメラからの撮って出しのようなJPEG画像をデフォルトで作成出来ます。そのままの書き出しも、更なる追加調整も出来ます。
* バッチ処理を使うことで、画像の調整操作を優先し、時間を持て余す現像処理を最後に一括してCPUにまかせることが出来ます。
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* 今のCPUをより良く動作させるため、RawTherapeeは[https://ja.wikipedia.org/wiki/Streaming_SIMD_Extensions SSE]最適化を使っています、更にプログラムの演算は[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E5%8B%95%E5%B0%8F%E6%95%B0%E7%82%B9%E6%95%B0 浮動小数点精度]です。
* Raw現像プログラムの中で、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E5%8B%95%E5%B0%8F%E6%95%B0%E7%82%B9%E6%95%B0 浮動小数点演算]エンジンを採用しているのはRawTherapeeだけです。従って、画像処理によるデータの切り捨てや損失がありません。
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* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0 カラーマネジメント]には[https://en.wikipedia.org/wiki/Little_CMS LittleCMS]が使われています。
* 浮動小数点演算はCPUに負荷がかかりますが、最近のCPUは、[https://ja.wikipedia.org/wiki/Streaming_SIMD_Extensions SIMD拡張命令]による最適化で、パフォーマンスが良くなっています。
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* DCP及び[https://ja.wikipedia.org/wiki/ICC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB ICCプロファイル]をサポートしています。
* より正確な色調整のために、RawTherapeeは[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0 カラーマネジメント]でLittleCMS(v2)を採用しており、作業色空間と出力色空間での色調整を可能にしています。
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* DNG形式の浮動小数点表現HDR画像を含め、殆どのraw形式をサポートしています。また、JPEG、TIFF、PNG形式もサポートしています。
* DNG形式の16bit、24bit、32bit浮動小数点HDRイメージの読み込み、トーンマッピングをサポートしています。
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* ネガフィルムカメラ、モノクロームカメラの画像ファイルにも対応しています。
* 画像ファイルの検索は、カラータグ、ファイル名、メタデータ(ファイルの種類、カメラの機種、レンズの種類、画像パラメータ)で可能です。
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* 現像作業を後のバッチ処理に回せるので、CPUの能力を編集作業に使うことが出来るため、プレビューの応答速度が落ちません。
* 正確な色表現、或いは、カメラ出しのJPEG画像に合わせる“カメラルック”を複製するために、DCPと[https://ja.wikipedia.org/wiki/ICC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB ICCプロファイル]をサポートしています。
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* 0~5の星数で画像のランク付けを行います(ランクはExifやXMPから読み込まれます)、それらを色でタグ付けし、ファイルネームとメタデータで絞り込めます。
* 履歴パネルは、貴方が行った操作を記録しており、どの時点の編集画像にも簡単に戻れます。
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* マウスのスクロールホイールを使って機能パネルをスクロール出来るので、誤って別の機能を動かしたりすることがありません。Shiftキーを押しながらスクロールホイールを使えば、カーソルが位置する調整機能を調節出来ます。
* スナップショット機能で、編集途中の画像を何枚でも記憶させておけます。
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* マウスの右クリックを使うことで、画面スペースの上下方向を効率的に使えます。機能名の上で右クリックすると、その機能表示が拡大すると同時に他の機能が機能名だけに折り畳まれます。
* ユーザーインターフェイスが柔軟なので、パネルや個別機能の一部を表示・非表示に変えられます。
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* 補正前/補正後のボタンを使うと、直近に行った補正(編集)画像とその直前の画像を並べて比較出来ます。
* 画像の拡大・縮小機能で、画面より遥かに大きい画像のあらゆる部分を簡単に見ることが出来るので、面倒なマウスの移動を減らせます。
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* 編集記録 – 最終的に行われた編集の記録が全てPP3サイドカーファイルに保存されます。
* ツールパネルは、マウスのスクロールホイールを使うだけで上下に移動しますので、誤ったマウスのクリックで不必要な調整をしてしまうことがありません、また、Shiftキーを押しながら、ツールパネルのスライダー上にカーソルを置いてマウスホイールでスライダーを動かすことも出来ます。
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* スクリプトを使ったRawTherapeeの自動化、或いは他のプログラムからRawTherapeeを呼び出す専用のコマンドラインがあります。
* ツールボタンを右クリックすることで、そのツール以外を隠し、画面領域の最大化を図れます。
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* 書き出された画像からそのメタデータを保存したり、編集したり、削除したり出来ます。
* 調整を行った画像と、その直前の画像をボタン1つで簡単に比べることが可能です。
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* インターフェイスは15ヶ国以上の言語に翻訳されています。
* PP3の処理プロファイル([https://en.wikipedia.org/wiki/Sidecar_file サイドカーファイル]英語)をサポートしていますので、全ての調整、或いは一部の調整、どちらでも処理プロファイルが作れます。
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* 国際照明委員会(CIE)に批准されているCIE色の見えモデル2002に適合しています。初期の観視条件パラメータで表現された色を正確に維持し、目的とする観視条件の下で同じように見える色に変換します。
* 画像編集パネルでは、レッド、グリーン、ブルー、輝度、フォーカスマスクの各チャンネルで画像をチェック出来ます。
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* Lensfun或いはAdobe Lens Correction Profiles (LCP)を使ったレンズ補正(周辺光量不足、歪曲収差、色収差)が行えます。
* ヒストグラムでは、レッド、グリーン、ブルー、[https://ja.wikipedia.org/wiki/Lab%E8%89%B2%E7%A9%BA%E9%96%93 CIELAB]輝度、色度、rawの各チャンネルの頻度分布が確認できます。
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* 特定のノイズやセンサーのゴミ跡、周辺光量不足、レンズによる色被りなどを除去するためのダークフレームとフラットフィールドをサポートしています。
* 画像編集パネルには[https://en.wikipedia.org/wiki/Clipping_(photography) カラークリッピング](英語)表示ボタンを設けました。
 
* エクスポートパネルには高速書き出しオプションがあります。
 
* 操作のスピードアップのために、キーボードショートカットを用意しました。
 
* コマンドラインでは、自動的にRawTherapeeのスクリプトを使うことも、他のプログラムから呼びすことも出来ます。
 
* RawTherapeeは殆どのカメラ機種をサポートしています。
 
* テキスト編集機能にある[[Adding Support for New Raw Formats/jp|camconst.json]]ファイルを単に編集することで、新しいrawフォーマットをサポートします。
 
* CPU負荷の重い処理が終了したことを音声で知らせることが出来ます。例えば、バッチ処理に回っている現像処理が全て終わった時などです。
 
* 予めタグの付いているファイルの[https://ja.wikipedia.org/wiki/IPTC IPTC]と[https://ja.wikipedia.org/wiki/Extensible_Metadata_Platform XMP]は保護されるようになっています。
 
* RawTherapeeに貴方のシステムインターフェイス色構成や規格を使わせることも、独自の色構成を使うことも出来ます。
 
* 画面表示の言語には約30ヵ国語が用意されています。
 
 
 
== 露光補正とカラー調整の特徴 ==
 
* 自動露光補正は、予め画像を自動的に調整してくれるので、貴方が調整を始める起点として使えて便利です。
 
* シャドウ部分及びハイライト部分の復元に、幾つか強力なツールを用意しました。
 
* 切り抜き後の画像に対してもビネットフィルターが使えます。
 
* グラデーションフィルターがあります。
 
* カーブが使用されている時に、プレビュー画像上に置かれているカーソル位置を、そのカーブ上にコントロールポイントとして表示するカラーピッカー機能があります。
 
* RGBトーンカーブは2つあり、それぞれに4種類のモードが用意されているので、これまでにないレベルで、色や露光を細やかに調整出来ます。
 
* 色相、彩度、明度を調整するHSVイコライザやRGBの各チャンネルを調整するカーブを備えています。
 
* 色や輝度を別々にコントロールするLab調整が豊富です:
 
** 明度を調整するL*カーブ
 
** レッド/マゼンタとグリーンの間を調整するa*カーブ
 
** イエローとブルーの間を調整するb*カーブ
 
** 色相に応じて、その明度を調整するLHカーブ
 
** 色相に応じて、その色度を調整するCHカーブ
 
** 色相に応じて、その色相を調整するHHカーブ
 
** 色度に応じて、その色度を調整するCCカーブ
 
** 色度に応じて、その明度を調整するLCカーブ
 
** 明度に応じて、その色度を調整するCLカーブ
 
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0 マンセル補正]で色ずれの回避を行います。
 
* 自然な彩度という調整機能があります。
 
* 人の肌の色を保護する機能が備わっています。
 
* 自然な表現のために、[http://www.cs.huji.ac.il/~danix/epd/ 輪郭保持型分解](英語)を土台にした[https://en.wikipedia.org/wiki/Tone_mapping トーンマッピング](英語)が用意されています。
 
* [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9 ホワイトバランス]は、自動、手動、或いは予め用意された多様な設定があります。
 
* チャンネルミキサーを備えています。
 
* 白黒変換機能を備えています。
 
* カラートーン調整に幾つかの方式を用意しました。
 
* [[Demosaicing/jp#モノクロームカメラ|モノクロームカメラ]]をサポートしています。
 
* 国際照明委員会(CIE)が正確な色表現のために認めた[https://en.wikipedia.org/wiki/CIECAM02 CIECAM02(CIE色の見えモデル02](英語)にも適応しています。画像に与えられた初めの観視環境変数で、画像変換を行い目標とする観視条件の下で同じように見えるようにします。CIECAM02を使う画像処理でも、トーンカーブやスライダーを使って色々な処理が可能です。多くの処理ツール([[Tone Mapping/jp|トーンマッピング]]、[[Sharpening/jp|シャープ化]]、[[Defringe/jp|フリンジ低減]]など)が自動的にCIECAM02モードに切り替えられるようになっています。
 
* カラーマネジメント機能を備えています。
 
 
 
== 細部調整の特徴 ==
 
* 多様なシャープニング機能を揃えています:
 
** ハロ発生を避けて細部を引き出すユニークで効果的なしきい値スライダーを備えた[https://en.wikipedia.org/wiki/Unsharp_mask アンシャープマスク](英語)があります。
 
** ぼかしを取り除く[https://en.wikipedia.org/wiki/Richardson%E2%80%93Lucy_deconvolution RLデコンボリューション](英語)
 
** エッジを本当にシャープにする[https://web.archive.org/web/20110625093654/http://www.rawness.es/sharpening/?lang=en エッジ機能](英語)
 
** ディテールを引き出すマイクロコントラスト
 
** ウェーブレット変換を使って画像を5つのレベルに分解し、各レベルでコントラストを調整する、詳細レベルによるコントラスト調整を持っています。
 
* RGBとLabの色空間で使える、ウェーブレット変換を土台にした効果的なノイズ低減機能を持 っています。
 
* インパルスノイズ低減でソルト&ペッパータイプのノイズを除去します。
 
* フリンジ低減機能は画像の輪郭が紫色になるのを防ぎます。
 
 
 
== 変形調整の特徴 ==
 
* 遠近の歪みが修正出来ます。
 
* 自動的な歪曲収差、色収差、周辺光量のために、Adobeのレンズ補正プロファイルが使えます。
 
* 独自の歪曲収差補正
 
* デモザイク処理後の独自の色収差補正
 
* 切り抜き前の独自の周辺光量不足補正
 
 
 
== デモザイク処理前の特徴 ==
 
* 貴方のrawデータに最も適したデモザイクアルゴリズムを選択できます:
 
** AMaZE,
 
** 強いノイズ低減を使う場合に発生しやすいメイズパターンを抑えるIGV and LMMSE
 
** EAHD,
 
** HPHD,
 
** VNG4,
 
** DCB,
 
** AHD,
 
** Mono,
 
** Fast.
 
* ラインノイズフィルターを持っています。
 
* ブラックポイントとホワイトポイントの調整機能があります。
 
* ダークフレームを使って、幾つかのノイズ低減が出来ます。
 
* フラットフィールドを使って、周辺光量不足、レンズの色収差、撮像素子のゴミ跡を簡単に修正できます。
 
* 色ずれの回避は自動でも手動でも行えます。
 

Latest revision as of 00:34, 15 August 2019

特徴

  •  オープンソース クロスプラットフォーム
  •  操作の起点はカメラと同じように簡単です。RawTherapeeを使えば、カメラからの撮って出しのようなJPEG画像をデフォルトで作成出来ます。そのままの書き出しも、更なる追加調整も出来ます。
  •  今のCPUをより良く動作させるため、RawTherapeeはSSE最適化を使っています、更にプログラムの演算は浮動小数点精度です。
  •  カラーマネジメントにはLittleCMSが使われています。
  •  DCP及びICCプロファイルをサポートしています。
  •  DNG形式の浮動小数点表現HDR画像を含め、殆どのraw形式をサポートしています。また、JPEG、TIFF、PNG形式もサポートしています。
  •  ネガフィルムカメラ、モノクロームカメラの画像ファイルにも対応しています。
  •  現像作業を後のバッチ処理に回せるので、CPUの能力を編集作業に使うことが出来るため、プレビューの応答速度が落ちません。
  •  0~5の星数で画像のランク付けを行います(ランクはExifやXMPから読み込まれます)、それらを色でタグ付けし、ファイルネームとメタデータで絞り込めます。
  •  マウスのスクロールホイールを使って機能パネルをスクロール出来るので、誤って別の機能を動かしたりすることがありません。Shiftキーを押しながらスクロールホイールを使えば、カーソルが位置する調整機能を調節出来ます。
  •  マウスの右クリックを使うことで、画面スペースの上下方向を効率的に使えます。機能名の上で右クリックすると、その機能表示が拡大すると同時に他の機能が機能名だけに折り畳まれます。
  •  補正前/補正後のボタンを使うと、直近に行った補正(編集)画像とその直前の画像を並べて比較出来ます。
  •  編集記録 – 最終的に行われた編集の記録が全てPP3サイドカーファイルに保存されます。
  •  スクリプトを使ったRawTherapeeの自動化、或いは他のプログラムからRawTherapeeを呼び出す専用のコマンドラインがあります。
  •  書き出された画像からそのメタデータを保存したり、編集したり、削除したり出来ます。
  •  インターフェイスは15ヶ国以上の言語に翻訳されています。
  •  国際照明委員会(CIE)に批准されているCIE色の見えモデル2002に適合しています。初期の観視条件パラメータで表現された色を正確に維持し、目的とする観視条件の下で同じように見える色に変換します。
  •  Lensfun或いはAdobe Lens Correction Profiles (LCP)を使ったレンズ補正(周辺光量不足、歪曲収差、色収差)が行えます。
  •  特定のノイズやセンサーのゴミ跡、周辺光量不足、レンズによる色被りなどを除去するためのダークフレームとフラットフィールドをサポートしています。