Vibrance/jp

自然な彩度

 自然な彩度は高度な彩度調整機能で、人間の視覚に近い色感度で調整を行います。RGBの彩度スライダーやLab調整の色度スライダーが0に設定された状態で、正しいホワイトバランスが取れている画像に対し、精度の高い効果が得られます。明清色トーン(彩度の低いトーン)と、純色トーン(名前が示す如く、彩度の高いトーン)を別々に調整することも可能です。

1 インターフェイスの説明

1.1 明清色/純色トーン

 明清色トーンと純色トーンのスライダーで、純色と明清色のトーンを別々に調整します。

1.2 明清色/純色トーンのしきい値

 明清色と純色の区別を調整するスライダーで、どこまでが明清色、どこまでを純色とするかの境界を決めます。

1.3 肌色トーンを保護する

 これを有効にすると、肌の色が自然に近い状態に維持され、自然な彩度の調整に左右されません。

1.4 色ずれの回避

 これを有効にすると、色ずれの回避が追加的に行われます。

1.5 明清色トーンと純色トーンをリンクさせる

 これを有効にすると、1つのスライダーで純色トーンと明清色トーンの両方が同量に変化し、自然な彩度を調整します。

1.6 肌色トーン - 色相に応じて色相を変える

HHカーブを使って、ピンク系の色相を小麦色の色相に変えた例

 このH=f(H)カーブで人の肌のトーンを調整します。カーブの動きは他の編集プログラムにもあるトーンカーブと同じですが、違いはその効果が全てのカラーチャンネルに対してではなく、一般的な人の肌の色だけに働くことです。x軸は入力された色相、y軸は出力された色相を表しています。その調整範囲は主にレッドとオレンジの色相範囲になっていて、単位はラジアンです。0.05ラジアン(357.13°)から始まり、1.6ラジアン(91.7°)で終わります。

 変えたいと思う特定の肌色(その画像の中の人物の肌色)をx軸上で探し、カーブを調整して求める肌色になるy軸上の値を決めます。実践例として言えば、ピンク系の焼けた肌色をブラウン系の肌色に変えたいような場合に使えます。