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== 安定バージョン ==
== 安定リリース ==


{{Template:Download_stable/jp}}
 RawTherapeeの安定ビルドは[https://rawtherapee.com/downloads '''当ウェブサイト''']、或いは貴方の'''パッケージマネジャー'''を通してダウンロード出来ます。安定ビルドは改良/修正を繰り返して得られた安定したビルドなので業務や仕事での使用にも適しています。


== 開発中バージョン ==
== 開発用ビルド==
 開発中のバージョンはGitHubの [https://github.com/Beep6581/RawTherapee/releases/tag/nightly Automated Builds]にリリースされていますのでそこからダウンロードします。
 開発中のバージョンと安定バージョンはどう違うのか?私たちは殆ど毎日のように新しい“開発中”のバージョンを作成しており、数か月に1回程度新しい“安定”バージョンをリリースしています、後者はきれいにパッケージされており、重大な既知のバグも修正されています。最新の安定バージョンで新たなバグが発見されれば、その後に作成される開発中のバージョンで順次修正され、次にリリースされる安定バージョンで反映されます。開発中のバージョン作成では、既存の機能の向上や、新たな機能の追加が行われますが、それらが問題ない状態にまで洗練されるには多少の時間がかかります。一方、開発中のバージョンは、その時点までのバグ修正が最も進んだビルドです、但し、新しい機能に関しては完成度が十分ではなく、また新たなバグが発生しているかもしれません。それでも、貴方が新しい機能を試してみたいのであれば最新の開発中ビルドを試して下さい。その時点までのバグは修正されていて、新しい機能も試すことは出来ます。そして、新機能を使った感想や、新たなバグを見つけたならば是非私たちに報告下さい。


 開発中のビルドの名前はどの様に解釈したらいいのか?ファイル名は概ね以下の様な構造をしています:
 開発用ビルドは当公式[https://github.com/Beep6581/RawTherapee/releases/tag/nightly-github-actions '''Githubレポジトリー''']からダウンロードできます。
<code>RawTherapee_branch_tag_commit_date.extension</code>


 コードの変更は毎日数回あり、各変更は独特の番号記号で表現されています-例えば、<code> d9ad93c15</code>。
 開発用ビルドのファイル名は以下の様に構成されています:
各ビルドの作成は“branch”で表示されます。メインブランチは<code>dev</code>と呼ばれています。新しい機能は独自のブランチで開発され、準備が整うと<code>dev</code>に併合されます。


 “タグ”は直近リリースされたバージョンを分かりやすく表現したものです-例えば、<code>5.7</code>
<code>RawTherapee_<branch>_[operating-system]_<build-type>.<extension></code>
 
; Branch
: ここには各コミットメント名が入っています。メインのbranchは<code>dev</code>になっています。新しい機能は独自のbranchで開発され、完成すると<code>dev</code>に統合されます。どの開発用ビルドをダウンロードするか判らない場合は、<code>dev</code>を選んで下さい。
; Operating system
: ここにはそのビルドが使える特定のオペレーティングシステム名が入っています。最近のWindows64ビット版のビルドであれば<code>win64</code>、特定のmacOS版、或いはそれ以降ビルであれば<code>macOS_10.15</code>が入っています。Linuxの場合、最近のディストリビューションはOperating systemのセグメントが省かれ、代わりに拡張子として<code>AppImage</code>が入っています。
; Build type
: ここには、<code>release</code>、また又は<code>debug</code>が入っています。<code>release</code>タイプは、動作が優先された安定したビルドですが、クラッシュが発生した場合その原因を突き止めるための情報は殆ど手に入りません。一方、<code>debug</code>はクラッシュが発生した場合に[http://rawpedia.rawtherapee.com/How_to_write_useful_bug_reports/jp バク報告]で役に立つ情報を提供してくれるビルドです。しかし、その分動作速度が著しく下がります。どちらが良いか不明な場合は、<code>release</code>タイプを選んで下さい。
 
 ソースコードが変更される度に、開発用ビルドが自動的に作成されます。これらビルドはユーザーに最新の機能を備え、且つ、最も直近までのバグが修正されたビルドを試してもらい、そして何か問題を発見したら[https://github.com/Beep6581/RawTherapee/ GitHub]、或いは[https://discuss.pixls.us/c/software/rawtherapee/ 当フォーラム]当フォーラムを通じてそれを報告してもらうために提供されているビルドです。
 
 開発用ビルドは'''仕事や業務の使用に適していません'''(新しい機能の追加や改良により動作が不安定になっている、新しいバグが発生している、などの可能性が小さくないからです)。また、開発用ビルドで編集を行った際に生成される[[Sidecar Files - Processing Profiles/jp|サイドカーファイル]](pp3)は'''後方互換性も前方互換性も保証されていません。'''つまり、ある開発用ビルドで作成されたサイドカーファイルを、安定ビルドや他の開発用ビルドで使うと、異なる編集結果になり易いと言うことです。貴方にとって安定性と互換性が重要であれば、常に最新の安定ビルドを使用することを勧めます。&quot;安定&quot;という条件の下で、開発用ビルドの新しい機能や直近のバグ修正が行われたビルドを使いたいのであれば、次の安定ビルドがリリースされるのを待つ必要があります。

Latest revision as of 00:19, 2 April 2023

ダウンロード

安定リリース

 RawTherapeeの安定ビルドは当ウェブサイト、或いは貴方のパッケージマネジャーを通してダウンロード出来ます。安定ビルドは改良/修正を繰り返して得られた安定したビルドなので業務や仕事での使用にも適しています。

開発用ビルド

 開発用ビルドは当公式Githubレポジトリーからダウンロードできます。

 開発用ビルドのファイル名は以下の様に構成されています:

RawTherapee_<branch>_[operating-system]_<build-type>.<extension>

Branch
 ここには各コミットメント名が入っています。メインのbranchはdevになっています。新しい機能は独自のbranchで開発され、完成するとdevに統合されます。どの開発用ビルドをダウンロードするか判らない場合は、devを選んで下さい。
Operating system
 ここにはそのビルドが使える特定のオペレーティングシステム名が入っています。最近のWindows64ビット版のビルドであればwin64、特定のmacOS版、或いはそれ以降ビルであればmacOS_10.15が入っています。Linuxの場合、最近のディストリビューションはOperating systemのセグメントが省かれ、代わりに拡張子としてAppImageが入っています。
Build type
 ここには、release、また又はdebugが入っています。releaseタイプは、動作が優先された安定したビルドですが、クラッシュが発生した場合その原因を突き止めるための情報は殆ど手に入りません。一方、debugはクラッシュが発生した場合にバク報告で役に立つ情報を提供してくれるビルドです。しかし、その分動作速度が著しく下がります。どちらが良いか不明な場合は、releaseタイプを選んで下さい。

 ソースコードが変更される度に、開発用ビルドが自動的に作成されます。これらビルドはユーザーに最新の機能を備え、且つ、最も直近までのバグが修正されたビルドを試してもらい、そして何か問題を発見したらGitHub、或いは当フォーラム当フォーラムを通じてそれを報告してもらうために提供されているビルドです。

 開発用ビルドは仕事や業務の使用に適していません(新しい機能の追加や改良により動作が不安定になっている、新しいバグが発生している、などの可能性が小さくないからです)。また、開発用ビルドで編集を行った際に生成されるサイドカーファイル(pp3)は後方互換性も前方互換性も保証されていません。つまり、ある開発用ビルドで作成されたサイドカーファイルを、安定ビルドや他の開発用ビルドで使うと、異なる編集結果になり易いと言うことです。貴方にとって安定性と互換性が重要であれば、常に最新の安定ビルドを使用することを勧めます。"安定"という条件の下で、開発用ビルドの新しい機能や直近のバグ修正が行われたビルドを使いたいのであれば、次の安定ビルドがリリースされるのを待つ必要があります。